ストーカー規制法改正案について
18日(金)、ストーカー規制法の一部改正案が参議院を通過し、今国会で成立する見通しです。
主な改正のポイントは以下のとおりです。
〇罰則の上限の引き上げ
ストーカー行為に対し、懲役刑が6ヶ月⇒1年
罰金 50万円⇒100万円
禁止命令等に違反してストーカー行為
懲役刑が1年⇒2年
罰金 100万円⇒200万円
禁止命令等に違反
罰金 50万円 の他に
懲役刑6ヶ月 も追加
〇SNS(ツイッター、フェイスブック等)にも対象拡大
〇親告罪⇒非親告罪へ
〇つきまといの定義の拡大
⇒住居等の付近をみだりにつきまとう行為も追加
〇警告前置の廃止
2000年に制定されたストーカー規制法は、2013年の改正を経て、今回の改正となりました。
警察庁の統計資料によると、平成27年は、21,968件でした。
ストーカー規制法に基づく検挙犯は677件、警告は3,375件、禁止命令等は145件でした。