「地域猫」について
山口県で行政書士をしている森次です。
今回は、「地域猫」について書きます。
先ずは、犬や猫が全国で1年間にどの位殺処分されているかご存知でしょうか。
平成26年度実施された犬猫の殺処分は、合計101,338匹でした。
犬の殺処分は21,593匹、猫の殺処分は79,745匹と
猫が圧倒的に多いです。(環境省 統計資料より)
そこで「地域猫活動」の存在を、野良猫が増えて困っている人や
助けてあげたい人に知って頂ければと思います。
「地域猫」とは、【山口県地域猫活動ハンドブック】によると、
地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫
と記載されています。(山口県のHPからダウンロードできます)
活動の目的は、将来的に飼主のいない猫をなくしていくことにあります。
まだ始まったばかりの活動で、県内では数件程度で普及はこれからです。
この地域猫活動をするためには、地元住民の合意と協力が重要になってきます。
金銭の負担も大変ですが、不妊治療に対し市や町によっては助成金が出る自治体もあります。
また、<地域猫活動お届け講座>という講師派遣も実施しています。
ご希望の場合、健康福祉センターにご相談されては如何でしょうか。
多くのにこの活動を知って頂ければ幸いです。
では次回。