民泊について①
山口市で行政書士をしている森次です。
今回は、何かと話題になる「民泊」について書きます。
昨日の日経新聞によると、自民党の国土交通部会などで、住宅宿泊事業法案(民泊新法)
を了承した旨が紹介されていました。
こちらによると、営業日数の年間上限は180日とし、各自治体が条例で日数を制限
できるとのことでした。
今後の動向を見守りたいと思います。
さらに、厚生労働省が発表した全国の民泊実態調査についてご紹介したいと思います。
民泊仲介サイトに登録されている情報を抽出したものです。
許可の取得状況は以下のとおりです。
許可 16.5%
(内訳 旅館営業25.7% ホテル営業4.4% 簡易宿泊所営業 67.9% 特区民泊 2%)
1泊あたりの平均宿泊料 16,571円
無許可 30.6%
1泊あたりの平均宿泊料 7,659円
物件特定不可・調査中等 52.9%
1泊あたりの平均宿泊料 9,240円
という調査でした。
ところで、旅館業法上(特区除く)の許可を受けない場合は、旅館業法10条
では、6月以下の懲役又は3万円以下の罰金に処せられますのでご注意ください。
続きは次回まで。今回は以上です。